「ずば抜けて幸運な人」について考えたことはあるだろうか。実は、「チャンスを次々と掴む人」には明確な共通点がある。本記事では、習慣本の超決定版『あきれるほど小さい習慣』をもとに、「ずば抜けて幸運な人の共通点・ベスト1」について解説する。(構成/ダイヤモンド社・秋岡敬子)

「ずば抜けて幸運な人」の共通点・ベスト1Photo: Adobe Stock

大した苦労もしてないのに、なぜあの人は上手くいくのか?

「あの人はいっつもいいところを持っていく……」
「大した苦労もしてないのに、上手くいっている」

 あなたも、一度はそう感じたことがないだろうか?

正反対の友だちの話

 私が学生の時、仲の良い子がいた。

「これやってみよう!」と誘うたびに、彼女は「ちゃんと調べた?」と言っていた。

 毎回、彼女が検討しているうちにやりたい気持ちもなくなり、何も始められないまま終わってしまうのだ。

 いつの間にか、私たちは一緒に過ごさなくなっていた。

 どれほど優れたアイデアも、動かなければ現実は変わらない。

 なぜ多くの人は「まず動くこと」ができないのだろうか。

動き出したあとに「道」は姿を現す

『あきれるほど小さい習慣』には、こんなページがある。

そこで、はたと気づきました。
先輩たちの提案書は、どれも構造が似ていたのです。
ある程度、共通する型を使い回していました。目次をマネし、共通している項目を入れてみました。気づけば、提案書は6割ほどできあがっていたのです。
それを上司のもとに持っていくと、こう言われました。
「これを、はじめからやってこい」
そのとき、深く腑に落ちました。
完成できないから、何もしない。完璧でなければ、動き出さない。
踏みとどまって考えてしまうことこそが、最大の壁だったのです。
じつは、着手してみて初めて、ヒントは見えてきます。動き出したあとに、道は姿を現すのです。私はこの経験を通じて、1つの原則にたどり着きました。
「行動すると、次の一歩が見えてくる」
私は、この言葉に、仕事の本質が凝縮されていると考えます。
100点を目指す前に、まず動くのです。完成を目指す前に、まず手をつけるのです。

――『あきれるほど小さい習慣』より

 幸運やチャンスは頭の中で考える時には訪れない。

 完璧を目指して止まるのではなく、あきれるほど小さな一歩で「着手したあと」に初めて道が開けるのだ。

ずば抜けて幸運な人の共通点・ベスト1

ずば抜けて幸運な人の共通点・ベスト1は、「完璧を求めず、まず動こうとする人のこと」だ。

「1分だけ資料を開く」ような小さな着手でいい。

 その一歩が次の展開を生み、幸運を引き寄せていくのだ。