Photo by Toshiaki Usami
仕事に「腕一本」でチャレンジする芯の強さを持ちながら、一方でたおやかな感性を生かしてキャリアを積み上げていく――。そんな「シゴトに咲く花」たちの生き方を見ながら、あなた自身も仕事でさらに輝く術を見つけて欲しい。
今回は、連載第1回でインタビューを掲載した司法書士・山口花さんの取材の模様を収録した動画を紹介する。
取材でうかがったのは、東京・新宿の司法書士法人新宿事務所。山口さんは、債務整理、過払い金返還請求、不動産登記、商業登記などを手がけている。
彼女のモットーは、債務問題などの相談者に対してしっかりと専門家の立場から正しい対処方法を提案しつつ、「一緒に頑張りましょう」といった励ましの言葉をかけること。
毎日、何人もの相談者と接する司法書士にとっては当たり前の相談でも、相談者にとっては一生に一度あるかないかのピンチだ。清水の舞台から飛び降りる気持ちで相談にやって来る彼らに安心してもらうためには、「寄り添う」姿勢が大切なのだという。
一般には「男性の職場」というイメージが強い司法書士事務所で、山口さんが人気司法書士として堅実にキャリアを積み上げていける理由は、こうした女性ならではの心遣いを忘れないところにありそうだ。
そんな「共感型コミュニケーション術」の魅力を、本人のトークや立ち振る舞いから感じ取ってほしい。(聞き手/フリーライター・宮崎智之、写真・動画撮影/宇佐見利明)
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