しかし、どのような人が住んでいるか、どのようなコミュニティーかは、たとえ数十分間、物件を見学してもわかるわけがない。

 そこで、少しでもマンションの住人の暮らしを知る方法は、ゴミステーションを見ることだという。中古マンションの物件見学をする際は、営業担当者に頼んで見せてもらおう。

 見るべきポイントは「ゴミは散乱していないか」、「きれいに決まり通り分類されているか」、「決められた曜日(期日)を守っているか」などだ。それらから、住人のマナーが見えてくる。

 さらに、サポートしている管理会社と住人の関係もわかるという。関係が上手くいっている所は、マナーもいいようだ。

 たとえ築年数がかなり経っていても、きれいに整備され清掃されているマンションもあれば、まだ築10年程度にもかかわらず、きれいに見えないマンションもある。

 こうしたマンションは、視覚的だけでなく感覚的にも、「なんだかイマイチだ」と感じるだろう。こうした感性は信じていい。

中古物件の見学は
平日に行け!

 私は、「中古マンションの物件見学は平日に行った方がいい」とアドバイスしている。

 なかなか都合がつかないかもしれないし、空室物件でなければ見学を受け入れる側の都合もつけにくいかもしれない。しかし、管理や住民間のコミュニケーションの状況を見るには、平日が良い。

 大和ライフネクスト株式会社の丸山肇氏によると、見学した際は管理人さんに「こんにちは!」と大きな声で挨拶をしてみるのがいいという。その時の対応で、住人とのコミュニケ—ションの度合いが見えてくるからだ。