ドン・キホーテは新型店舗展開で
主婦やファミリーの来店増を狙う

 もう1つは、主婦層、ファミリー層だ。そのために、売場面積が3000~5000m2のの「「NEW MEGAドン・キホーテ」という店舗形態の出店を加速させ、2014年4月現在24店舗を数える。「ドン・キホーテ」の店舗は1000~1500m2の売り場にところ狭しと商品が陳列され、細い通路はすれ違うのが困難なほどだ。しかし、「NEW MEGAドン・キホーテ」は広い通路を確保し、ゆとりのある陳列。主婦やファミリーがカートを押しながら、ゆっくりと買物を楽しめる。

 増税前の3月18日には独自の電子マネー「majica(マジカ)」も始めた。予め、現金をカードにチャージする方式の電子マネーで、ドンキホーテグループ全店で利用できるものだが、チャージ時のポイントの付与、会員価格での購入のほか、1000円以上買うと最大9円値引きされるなど、様々な特典がある。

 「ポイントや値引きなど、得をすることに敏感な主婦を中心に、当初の計画より急ピッチで会員数が増えている。新たな顧客である主婦層の取り込みに一役買っている」(後藤室長)

 増税後、消費者の争奪戦は激しくなることが予想される。新たな顧客を獲得するために、いかに思い切った策を講じられるかが、カギを握りそうだ。