企業が学生を選考する上で重視する点と学生が企業にアピールしたポイントの比較は恒例調査だ。なかなか乖離は縮まらないものの毎年面白い結果が出てきている。

 企業の1位は「対人コミュニケーション力」(77.4%)で定位置だ。この学生の回答は28.4%で13卒39.5%から11.1ポイントの大幅減。乖離は縮まるどころか、むしろ開くことになった。企業2位の「行動力」も乖離は大きい(企業61.2%/学生27.8%)。この2つは現代の若者に足りないからこそ、企業は求めるのかもしれない。

 他に乖離が大きいのは「基礎学力」だ。企業の45.1%が求めているのに対し、学生は6.5%しかアピールしていない。13卒の11.9%でもギャップは大きかったが、意識格差はさらに広がったといえる。

 学生の1位「粘り強さ・責任感」は45.6%と大きく伸びている。企業は48.9%とほぼ一致する結果となったが、その他の項目では企業の重視するポイント同様意識の溝は大きいといわざるをえない。

 学生の2位「アルバイト体験」(企業11.0% / 学生40.1%)、3位「サークル活動体験」(企業6.3% / 学生34.2%)は毎年乖離の大きい項目だが、13卒学生の31.7%、25.9%からそれぞれ8.4ポイント、8.3ポイント増えている。

 14卒では内定を複数獲得できた学生と1社も獲得できない学生の格差が広がった。体験そのものではなく、体験を通してのアピールポイントを伝えることができているかどうかもその差に影響を与えているのかもしれない。

【調査概要】
<ダイヤモンド就活ナビ就活意識調査>
調査対象:ダイヤモンド就活ナビ2014登録者で2014念3月大学卒業予定者、および大学院修了予定者
有効回答:3831名
調査期間:2013年4月27日~2013年5月19日
調査方法:Web入力フォームより記名回答

<14採用アンケート調査>
調査対象:全国の企業
有効回答:684社
調査期間:2013年4月30日~2013年5月20日
調査方法:メール、FAXと手渡しによるアンケート方式

最新業界・企業研究サイトのFacebookファンページができました!
→最新記事のチェックはこちら