話題の新刊書をギュッと凝縮した「Quickreads」

「今話題のビジネス書を読んでおきたいけど、読む時間がとれない…」というビジネスパーソンや、「就活に本を読んでおいたほうがいいのはわかるけど、何を読んだらいいんだろう?」という学生にうってつけのスマホ用アプリが登場した。情報工場が6月4日から提供を始めた書籍要約アプリ「Quickreads(クイックリーズ)」(iOS/Android版)だ。

 1週間に1200~1300冊発行される本の中から、ビジネスに役立つ本の要約を1200字程度で紹介。たった3分でニュースを読むようにサクッと本の中身がわかる。コンテンツをお気に入りにストックしておけば、オフラインでじっくり読むことも可能だ。

「Quickreads(クイックリーズ)」では毎月30冊を紹介。月額300円だ

 配信は、毎週5冊、月替わりの特集で10冊、合計毎月30冊。書店のビジネス書コーナーに平積みされている話題の本の多くがカバーされるという。通勤時間やちょっとした空き時間に読んでいけば“ちりも積もれば山となる”で、いつの間にか知識が蓄積されていくことだろう。読んでみたい、と思ったときはオンライン書店ですぐに注文することもできる。

 特集では、タイムリーな時事ネタや営業、マーケティング、起業、就職・転職などがテーマに取り上げられる予定。また、同アプリの人気ランキングも発表されるから、他のビジネスパーソンがどんな本に興味を持っているのかもキャッチできる。

 ただし、配信を受けるには月額300円(税込)が必要。今時のアプリは無料か月額100円程度が一般的だから、いささか高めにも思える。この価格設定について、藤井徳久・情報工場代表取締役社長は次のように話す。