以前、連載第159回で紹介したように、町田市保健所は昨年、「ひきこもり実態調査」を行い、5ヵ年計画で「ひきこもり者支援体制推進事業」を進めている。

 同市の場合、引きこもる人たちやその家族が、本人のペースで緩やかに回復し、社会参加ができる地域を目指そうと、当事者たちに状況を聞いて、保健だけでなく、就労、教育、医療、福祉の部署とも連携を図っていくという点で、自治体として先駆的な取り組みを行っていると思う。

 8月5日には、一般の市民向けに、引きこもり者の現状や課題を知ってもらい、理解と協力を呼びかけるため、「ひきこもり者支援体制推進事業シンポジウム~ひきこもる若者たちを地域で支えるために~」を開催する。

 第3部のパネルディスカッションでは、当事者の目線で、支援者とのミスマッチを解消するために、地域住民、支援者、行政、当事者が一体となったネットワークをつくって、「切れ間のない支援」「たらい回しにならない・させない」「個別の支援」を行う必要性について、みんなで一緒に考えていく。

 概要は以下の通り。

日時:8月5日(火)午後1時開場、午後1時30分開演
第1部 町田市保健所からの報告
第2部 講演「ひきこもる若者の理解と支援」(~午後2時55分)
講師 NPO文化学習協同ネットワーク代表理事・佐藤洋作氏
第3部 パネルディスカッション(午後3時~4時)
筆者を司会に、市、スクールソーシャルワーカー、支援団体、精神科医らが発言
会場:和光大学ポプリホール鶴川地下2階ホール(定員300人)
予約:042-724-5656(町田市役所イベントダイヤル)7月11日~受け付け開始 受付時間7時~23時
5656@machida.call-center.jp(送信の際は「@」を半角の「@」に変換してお送りください)

※この記事や引きこもり問題に関する情報や感想をお持ちの方、また、「こういうきっかけが欲しい」「こういう情報を知りたい」「こんなことを取材してほしい」といったリクエストがあれば、下記までお寄せください。
メルアドが変わりました。
otonahiki@gmail.com(送信の際は「@」を半角の「@」に変換してお送りください)

☆―告知―☆

●次回(12回目)のフューチャーセッション「庵 -IORI-」です。
最初に最近の話題提供などをさせいただき、その後グループに分かれて対話を行う予定です。 未来思考で「ひきこもり」について語り合いましょう。

・日時  2014年8月3日(日) 13:00~17:00(受付 12:30~)
タイムスケジュール(予定)
13:30~ 受付  
13:45~ IORIの説明  
13:50~ 話題提供  
14:15~ テーマの説明、テーマごとに対話(テーマは現在調整中)  
16:15~ フリータイム  17:00~ 片付け・撤収
※その後移動して懇親会(サイゼリアBIG BOX店のパーティールーム)

・会場  新宿区 戸塚地域センター 7階 多目的ホール  
JR山手線・西武新宿線の高田馬場駅「早稲田口」から徒歩3分。  
地下鉄東西線高田馬場駅「2番出口」から徒歩3分。  

・参加費  お気持ちで
・定員  約50名
※『学生団体One'sLife』が当日のお手伝いをしています。  ぜひ学生さんたちの活動に「いいね!」してあげてください^^  
⇒学生団体One'sLife: https://www.facebook.com/oneslife219
※ IORIはドタキャン・ドタ参・遅刻、早退に居眠りOKです。  参加申し込みは必須ではありません。お気軽にどうぞ!
※ 「庵 -IORI-」は偶数月第一日曜日に開催しています。  次々回は10月5日(日)を予定しています。

●8月16日(土)の午後1時30分~、山梨県立図書館
「ひきこもり当事者・家族交流会」を全国引きこもりKHJ家族会連合会の池田佳世代表とともに、それぞれ呼びかける。

●9月13日(土)松江 午後1時30分~当事者家族会に参加 

●9月14日(日)鳥取 午後1時30分~当事者交流会、家族交流会の呼びかけ 鳥取福祉文化会館

※池上正樹 新刊のご案内※
 ひきこもり歴12年の40代男性と向き合ってきた3年間の記録。
『ダメダメな人生を変えたいM君と生活保護』(ポプラ新書)
価格780円(税別)

●池上正樹 個人コラム『僕の細道』はこちら

●多くのご要望にお応えして、「ひきこもり大学」のHPを開設しました