読モで磨いた表現力が
就活で生きる

 これらの大学に共通しているのが、小中高の付属校がキャンパス内または至近距離にあることだ。

ANAでは、CAの正社員採用が復活。就職人気がさらに増すこと必至だ
Photo:Hans Neleman/gettyimages

 彼女たちは、高校時代からおしゃれな大学生をよく見ている。内部進学率が高いので先輩からおしゃれの情報が得られる。小学校から私立に通わせることができる裕福な家庭が多く、子どもに高価なブランド品を与えている。セレブのような母親が子どもにおしゃれのイロハを教える。こうした環境から、ファッションセンスが自然と身に付き、読モになるようなおしゃれ女子へと磨かれるわけだ。

 読モを経験すると、自分を輝かせようとする表現力が身に付き、見られることに喜びも覚える。これはアナウンサーの面接で有利に働く。CAも同じだ。航空会社は乗客に親しみを持たれる、明るくしっかりした雰囲気を持った人材を求めている。なるほど、読モ、アナウンサー、CAに採用される人材には通じるものがある。

 個別に見ると、読モでは早稲田大学、明治大学、中央大学、国際基督教大学(ICU)が上位に入っている。早稲田大、明治大、中央大はかつての硬派なイメージはなくなり、おしゃれな女子学生が増えたことによる。ICUは帰国生の飾らないカジュアルな雰囲気が注目され、「JJ」誌では「外資系キャンパス」と呼ばれている。

 アナウンサーランキングで法政大学が健闘するのは、大学がアナウンサー養成に力を入れているからだ。津田塾大学、東京女子大学、日本女子大学が以前に比べてふるわないのは寂しい。学生が共学を志向する現代、MARCHと併願して両方合格した女子受験生がMARCHへ流れたからだろう。

 読モ、アナウンサー、CAは女子の憧れである。これらに強いことは、女子受験生にとって大きな魅力となっている。