Twitter発のキモカワキャラクターコンテンツ。毎週月曜~金曜のよる9時より営業を行い、世間から嫌われがちな野菜が悩みを抱えて来店してくる。その後Twitter上にて各キャラクターアカウントによる会話が始まり、同じ悩みを持つ仲間やBARのマスターとの会話で明日を生きる活力を得る。会話を正確に把握するためには全キャラクターのTwitterアカウントをフォロー、もしくは翌日に公式サイトにて「前夜の会話まとめ」を見る必要がある。グッズやマンガ(コミックウォーカー、Walker47にて連載中)などの2次展開も行う。
<公式サイト>http://kiraware-yasai.com/
<店舗公式twitter>@BAR_KWY
<お問い合わせ>http://kiraware-yasai.com/contact/
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編集者 アドラーの考えに「共同体感覚」というのがあるんです。他者を仲間とみなし、そこに自分の居場所があると感じられることを意味します。同様に、料理の一部として自分の居場所があるという風に考えてはどうでしょう。そう考えれば、パセリは欠かせないですよね。料理全体において貢献しており、しっかりと存在できている。そのこと自体が生きる意味だったり喜びだったりするのです。全体の中の一部として存在していることを喜びに思うべきです。
パセリ ただの添え物だと思ってましたけど、ちゃんと料理界の一角を担っているというか、一つのポジションを守っているというか、そういう気持ちでいればたしかに幸せだなとは思えます。
岸見 共同体の一部ではあるけど、共同体の中心にいるわけではない。パセリが共同体の中心にいる料理ってちょっと怖いよね(笑)。そういう役割ではない。だからといって、真ん中にいる野菜と比べて劣っているわけではない。世界の中心にいなければ我慢できないという人は困った人なんですよ。
パセリ 私は私のやるべき役割を理解して、それに喜びを感じて生きたいと思います。先生、ありがとうございました。
(続く)