考えるうえでのポイントは、毎年120万円の教育費を負担しながら貯蓄ができるかどうか。子どもが2人以上なら、全員が私立に通った場合でも貯蓄ができるかも検討しなくてはならない。

 今の家計のままだと、私立に進学するとお金が貯められないという結果になったら、家族で話し合って公立中学に行かせる選択肢もあるし、家計を見直して私立コースをあきらめない選択肢もある。

 家計の収支改善は、収入アップを図るか、支出の削減に取り組むしかない。速効性のある収入アップは、現在専業主婦の妻が働いて収入を得ること。ここで注意しなくてはいけないのは「子どもが私立中学に合格したら私も働く」という妻の言葉だ。「すぐに働く」ではなく、「○○したら働く」という約束は、空手形で終わることが多い。働くというならすぐに働いてもらおう。

 支出の削減は、固定費や生活費の見直しに「家族」で取り組む。男性は家計の話にできるだけタッチしたくないようだが、「収入アップ」と「支出削減」をしないまま私立コースのレールに乗ると、老後貧乏予備軍になることが確実になる。4月の新年度を迎える前に家族で考えてみよう。

―― 今週のミッション!――
 
◆私立コースに進むなら、教育費を負担しながら貯蓄ができるかどうかを試算しよう!

 
◆私立コースに進むことを決める前に、収支改善を図ろう!