原発大事故は、「大量殺人」である

 原発の大事故は、子どもたちだけでなく、膨大な数の人間を悲劇に巻き込む「大量殺人」なのである。加害者の電力会社は、まぎれもない人殺しなのだ。
なぜこれほど単純な事実が、誰からも指摘されないのか。なぜ東京電力の責任者は、誰一人、裁かれていないのか。

 こうした事実さえ知っていれば、再稼働などという発想は、二度と、どこからも出てこないはずだ。

 再稼働に突進する電力会社、とりわけ、九州電力の社長・瓜生道明、四国電力の社長・佐伯勇人、そして電気事業連合会の会長として電力業界の親分を気取る関西電力の社長・八木誠に、強く言っておく。

 また再稼働に次々とゴーサインを出してきた原子力規制委員会の田中俊一委員長と、原子力規制庁の無能官僚たちに、強く言っておく。

 被曝の深刻さをまったく報じないテレビと新聞の報道記者にも言っておく。

 今後も大事故を防ぐことは、この地震国で、この火山国で、さらに四周を海に取り囲まれたこの津波国家では、絶対に不可能なのである。

 では、誰が、加害者=殺人者と呼ばれたいのか?
 九州電力の社長・瓜生道明、四国電力の社長・佐伯勇人、関西電力の社長・八木誠に尋ねているのだ! 
 原子力規制委員会の田中俊一委員長に尋ねているのだ! 
 安倍晋三に尋ねているのだ! 答えよ!