「バカ知事・四人衆」とは?

編集 鹿児島県の川内原発では8月11日に1号機が再稼働され、10月にも2号機が再稼働しようとしています。その次は愛媛県の伊方(いかた)原発が再稼働、といわれていますが、ダイヤモンド書籍オンラインの連載でも、日本最大の活断層「中央構造線」の真上に立つ、川内・伊方原発の再稼働は「狂気の沙汰だ」と広瀬さんはおっしゃっていましたね。

広瀬 要するに、大馬鹿者の安倍晋三の日本政府と電力会社は、「原発の再稼働をすぐ認める知事」がいるところから、“政治的に”原発を動かそうと目論んできただけです。
「バカ知事・四人衆」と言われるのが、鹿児島県知事・伊藤祐一郎、愛媛県知事・中村時広、福井県知事・西川一誠、北海道知事・高橋はるみです。

 鹿児島の伊藤祐一郎は、川内原発再稼働に見た通り住民の意見を切り捨て、福井の西川一誠は三年前に大飯原発を再稼働させた前科者です。
 愛媛の中村時広は、判断を国に丸投げで、自分の責任逃れに必死で、圧倒的な反対という県民世論がありながら、まったく人の言葉を聞きません。
 北海道の高橋はるみは、フクシマ原発が爆発する直前の2011年3月7日に泊原発を起動して、ずっと定期検査状態だったのに、そのままフル稼働させて、8月17日に狂気の、無法な営業運転を認めた、これも前科者です。意味が分る?

再稼働とは、このようなバカ知事がいるところを選んでスタートしているんだから、安全を議論する前に、科学的な根拠など、何もないのです。だから、最もおそろしいこと、つまり大事故に向かって直進していることは、明々白々です。