実はこのアマル・アラムディンという女性、国際的な人権派弁護士としても有名。女性ファッション誌『VOGUE』のサイトでは、こう紹介されている。

「シリア問題では国連の元事務総長、コフィ・アナン氏のアドバイザーも務め、今年8月には国連人権理事会が編成した、イスラエルによるパレスチナ自治区ガザ地区への攻撃についての調査委員会のメンバーに選ばれている」

 一方のクルーニーも、ダルフール問題にも熱心に関わるなど、社会意識の高い活動家としても知られる。そんな2人が最初のデートで盛り上がった話題が「シリア情勢」についてだったという。つまり、結婚してくれない男No.1をあの美女が落とした理由とは、まさに2人の「正義感の合致」だったのだ。

 社会意識の高いハリウッドスターと人権派の女性弁護士が、シリア問題について熱く語り合う。それはおそらく、話が盛り上がるといったレベルの会話ではなく、まさにお互いをインスパイアする、火花が散るような会話だったはずだ。だからこそ、恋の火花も散ったというわけだ。

 各種報道によれば、アマル・アラムディンの性格は「彼女は男勝りね。自分の意見に率直で、とっても野心的なの」(友人談)ということらしい。まさにプロ彼女とは対極のキャラクターである。やはりハイグレード男は、自分の意見を持ち、インスパイアを与えてくれるような女性に恋をして、結婚するのである。

楽な恋愛、楽な結婚を
求めすぎていないか?

 音楽プロデューサーが、自分がプロデュースする女性歌手と恋仲になったり、映画監督が自分の作品の主演女優と結婚したりすることもよくある。このようなケースもまた、単に相手の女性がスターだから恋愛したり結婚したりするわけではない。ましてや、家庭的な何かを求めて結婚するはずもない。

 僕も実際にこのような恋愛・結婚の例を間近でいくつか見てきたが、そもそも人気スターとなるような女性が控えめなおとなしい女性であるはずがない。例外もあるが基本的にいずれも気が強く、ハッキリと自分の意見を言える自己主張の強い女性ばかりだ。当然、プロデューサーや監督と意見が対立することもあるし、激しくぶつかり合うこともある。しかし、だからこそ質の高い作品を生み出し、大ヒット作を生むことができる。お互いをインスパイアさせ合う関係を求めて、一流のクリエイターは一流のパフォーマーと恋をして結婚するのだ。