プレゼンがうまくいった日に食べていたものが、後天的に自分にとっての縁起物になることってありますよね。
「そういえば、前回のプレゼンの前はうな重を食べたから、今回もうな重にしようかな」
なんていうふうに。
プレゼンで成功を勝ち取るのが実力によるものでも、なんとなく勢いをつけたくてゲン担ぎをしたくなるようなこともあると思います。
また、男性の場合には「パターン化した方が楽」という気持ちも少なからずあるのではないかと思います。プレゼン前の貴重な時間に「何食べようか」なんて悩むのは時間の無駄。きっちり決まっていた方がペースも作りやすいですよね。
自分にとってのゲン担ぎ食はもう決まっているし、プレゼンがうまくいかないことなんてない!という方は問題ありません。
「いつも万全とは言い難い」「思うように力が発揮できていないように感じる」「質疑応答に弱い」などもっと改善したいところがあれば、ぜひ今回の記事を参考になさってみてください。プレゼン前に食べるもの、それは確かにその後のパフォーマンスに影響を与えるものです。
“とりあえず”の甘い物は危険!
麺類とミニ丼セットなんて論外
絶対にやってはいけないのは、“とりあえず”の糖分補給。食べに行く時間も買いに行く時間もなかったから、誰かの土産のまんじゅうだけ、なんていうのは論外です。甘い物“だけ”では、かえって食後の血糖値が大きく下がってしまいます。この血糖値の急激な変化は、体にも、すなわち、脳にも大きな負担となるわけです。
だから、プレゼン前には、糖質カットをすること。それによって血糖調整を行い、精神を安定させることを目的とします。これからは、「しっかりエネルギー補充しよう」だなんていって、麺類とミニ丼、というようなW炭水化物のセットは避けなければなりません。「しっかりビタミン、ミネラルはとって、糖質はカットしよう」という心がけが必要です。