現実的な評価方法

 私は、定量評価や定性評価も大事だと思いますが、上述のとおりどちらも過度に信頼できないことから、現実的な方法として、実績が相応に長い投資信託(5年程度)の中から、定性評価の中で最も大事な「投資哲学」に自分自身が納得できる、もしくは共感できる投資信託を選ぶことをおススメしたいです。投資信託は大切なお金を運用者に託すわけですから、納得感や共感が大事なのだと思います。

 また、実績リターンのみにフォーカスされて見落とされがちですが、純資産総額の推移も重要です。運用者の意図が運用にきちんと反映されやすいという点で、純資産総額が短期で大きく増減しておらず、着々と増えている投資信託を選びましょう。逆に、急激に減っている投資信託は運用者が、ある証券を今のタイミングで売りたくないと考えていても解約資金捻出のために売ることになり、運用者の意思とは異なる運用になってしまう可能性があるため、注意が必要です。

 このようなポイントを踏まえたうえで、是非、DCのラインナップから自分に合った投資信託を探してみてください。

今回の川柳
定量や 定性よりも 納得感

※本記事中の発言は筆者の個人的な見解であり、筆者が所属するアライアンス・バーンスタイン株式会社の見解ではありません。