「潔癖男子」は恋愛対象にはなるが、衣食住を共にする結婚は無理?

 筆者の部屋は汚い。ゴミ屋敷とまではいかないが、書籍や仕事で使用した書類が山のように積まれ、定期的に崩れ落ちる。ハウスダストアレルギーのくせに埃まみれの家に住み、結果、毎日がくしゃみとの戦いだ。わかっていても、なかなか片付かない。

 ついでに言うと、カバンの中に物を無造作に放り込むため、いざというときになかなか探し物が見つからない。カバンの中をガサゴソあさって、ようやく鍵や財布が掘り出されるといった具合だ。「ゴミを運んでいるのではないか」と自分で思うこともある。

「潔癖男子」と結婚できない女性が約8割
「不潔男子」の時代が到来?

 そんな筆者に朗報が飛び込んできた。オウチーノ総研の調査(首都圏在住で20歳~39歳の男女各573人が対象)によると、「『潔癖男子』とは結婚できない」と思っている女性が78.7%にのぼっているそうだ。潔癖とは程遠い筆者にとって、これほど勇気づけられる調査結果はない。これからは、「不潔男子」の時代がくるのだろうか。

 いや、そんなはずはない。女性が恋愛対象になる男性の条件として必ず挙げるのが「清潔感」だからだ。もちろん筆者だって、人前に出る際には、なるべく身綺麗にしようと努めている。34歳フリーライターの筆者にとって、清潔感こそが自分と社会を結ぶ唯一の細い糸なのである。毎日お昼ご飯を買いに行くコンビニのおばちゃんに、「なにかしらの事案を起こす怪しい男」だと思われない程度には清潔にしているつもりだが、もともとがズボラなため、女性から見て清潔感があるかどうかといったら自信がない。

 清潔感がある男性のほうがモテるのは、どう考えても明らかな事実であろう。

 それでも、女性は「潔癖男子」を嫌う。「清潔感は重要だけど、『潔癖男子』は無理」というのが女性の本音であろう。「潔癖男子」とは、どのような存在なのだろうか。そして、なぜ女性に嫌われるのか。オウチーノ総研の調査を元に、実態を探っていこう。

つり革やドアノブには触らない
除菌シートを持ち歩く人も

 まずは、「潔癖男子」の割合から見ていこう。自分が潔癖だと思う、もしくは他人から潔癖だと指摘されたことのある男性は、全体の40.0%もいるそうだ。20代だけで見ると44.1%にのぼり、若年層のほうが「潔癖男子」の割合が多いことがわかっている。