「動機づけの回路」を刺激する方法
側坐核は、快感を発生させる唯一の脳構造で、「中脳皮質辺縁系」と呼ばれている前頭葉の働きを高める神経回路(別名:動機づけの回路)の大事な構成部分です。
お風呂で温まること自体が「中脳皮質辺縁系」を働かせているのです。
中脳皮質辺縁系は、報酬をもらうと働くので「報酬系」と呼ばれることもあります。
考えたり、歩いたり、走ったりすると、中脳皮質辺縁系が働いて記憶力が増すのです。ですから、お風呂に入っただけで、記憶能力を高められるのです。
ひとケタのたし算とひき算をする際には、前頭前野の数細胞が働いて、答えは短期記憶として前頭前野に記憶されます。
暗算を繰り返していると、「海馬」が働き、頭頂小葉に記憶されるようになります。