【著者からのメッセージ】
皆さんがお金の不安から解放されて、人生を希望と共に歩んでいけますように
月日の流れは早いもので、私が金運について書いた『絶対、お金に好かれる! 金運風水』(ダイヤモンド社)の出版から8年が経ちました。その間、世界中で吹き荒れたコロナ禍を経て、お金のあり方も、また人々のお金についての考え方も、大きく変わりました。
スマホのアプリによるキャッシュレス決済が急激に普及し、現金を使う機会が激減。財布からお金を出し入れすることなしに、スマホひとつでモノやサービスを手に入れることができる世の中になりました。
それと同時に、家を建てる、車を買うなどの物質的な豊かさを求める暮らしより、心の豊かさや充実を大切にしたいと考える人が、ますます増えたように思います。
一方で、不況が長く続き、今後の自分の人生や老後の生活に不安を抱く人も増えています。
そんななか、世界的な運気の流れも、大きく変化しつつあります。
皆さんは「遷移期(せんいき)」というものをご存じでしょうか?
ほとんどの方が知らず、また、耳慣れない言葉だと思います。
風水では、2000年から3000年単位で世の中の運気の流れが大きく変わる時期が訪れると言われています。世界が変わるほどの大きな運気の流れがある時は、まず天が先に動き、少し遅れて地が動きます。その「天が動いてから地が動くまでの間」を風水では「遷移期」と呼んでいるのですが、私たちは、今まさに、その遷移期のまっただ中にいるのです。
遷移期はそれ自体がおよそ100年続くもの。今回の遷移期は数年前に始まっていますから、私たちはこの先ずっと遷移期の時代を生きることになるのです。
この遷移期を乗り越えるには、自分が変化の波の中にいることを自覚し、次々と起こる変化に対応できる柔軟さをもつ必要があるのです。それができない人は、残念ながら時代の流れに取り残され、運にも見放されてしまうことに。
本連載は、遷移期というかつてない不安定な時代を皆さんと一緒に乗り越えていくために書かせていただきました。世の中のデジタル化を鑑み、これまで私が提案してきた金運風水を根本からアップデートし、新たな金運アップ術を多数盛り込みました。
ぜひ本連載を機に、自分にとっての「豊かさ」とは何かを、今一度考えてみてください。あなたが考える「豊かな生活」を手に入れること、それがすなわち「金運を上げる」ことにつながっていきます。
読んだ皆さんが、お金に対するあらゆる不安から解放されて、「この先、何があっても大丈夫」「自分の手で金運をつくっていける」と思えるようになり、この先の人生を希望と共に歩んでいけるようになることを心から願っています。