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55歳を過ぎると、多くの人が役職定年などを機に、「会社との距離感」を考え直すようになる。これまで背負ってきた責任や他者評価を、いつまでも抱え続ける必要はない。むしろ、少しずつ手放していくことが、定年後をラクに生きる準備になるという。※本稿は、エマメイコーポレーション代表取締役の大塚 寿『50歳からは、「これ」しかやらない』(PHP研究所)の一部を抜粋・編集したものです。
「役職定年の壁」は
意識改革の好機
ビジネスパーソンに立ちはだかる「役職定年」の壁。これは、考えようによっては、絶好の「意識改革」になるかもしれない。
50代に立ちはだかる壁、それが「役職定年」です。
この制度がある企業では、50代後半、多くは55歳で役職を解かれ、残りの会社人生を1社員として再出発することになります。
野球にたとえるなら、まだまだ投げられる先発投手を5回で降板させたうえに、「今度は外野を守って」と別の仕事を押しつけるようなもの。
私自身、正直、この制度には疑問を感じますし、多くのビジネスパーソンも、ネガティブに捉える人が多いように思っていました。
そんな中、先日、ビジネス雑誌『THE 21』の企画にて、50代のビジネスパーソンの皆さんと座談会をする機会があったのですが、そこで聞いた「生の声」は、私の予想を裏切るものでした。
その座談会では、むしろ「役職定年を経て、自分の裁量で好きなことができるようになった自由を感じる」というポジティブな意見も多かったのです。
実は、このように役職定年を前向きに捉えている人には、ある共通点がありました。







