【承認欲求から解放されたい人へ(著者からのメッセージ)】
生きるのが苦しくてたまらない、どん底の時期に寄り添うような言葉を紡ぎたいと思い、今回の本を書きました。
自分の居場所なんてどこにもないんじゃないかとか、自分には価値がないんじゃないかとか、自分だけ間違えて地球に生まれてしまったんじゃないかとか。そんな孤独感に苛まれるどん底の時期に本当に必要なのは、「今すぐに使えるスキルやライフハック」ではなく、気が済むまで自分と向き合う濃密な時間だと思っています。
けれど、そんな時間を乗り越えるのには、相当なエネルギーを使います。心が折れてしまうこともある。私自身もどん底の時期には、ひとりぼっちで頑張り続けることに疲弊してしまうこともありました。 そんなとき、「こっちだよ」とはっきりした道を教えてくれるわけじゃなくとも、共に寄り添い、一緒に悩んでくれる存在があれば、少しは救われるんじゃないか──。そんな本があったなら、昔の私ももう少し、涙を流し、叫び、コピー機をぶち壊す(一度、暴れて本当にやりました)回数も少なくて済んだんじゃないか。
というわけで、そんな孤独感や承認欲求、コンプレックスなど、自分の生きづらさと徹底的に対峙し、その感情とどう向き合うかをまとめたのが今回の本です。人生のどん底期に入り、苦悩した8年間の葛藤の記録を、心血を注いで書き上げました。今苦しい思いをしている人に、少しでも届いたら嬉しいです! どうぞ、よろしくお願いいたします。
【川代紗生をもっと知りたい人へ】
私は必要とされていない気がした。
社会に求められていないような気がした。
ただ、認めてほしかった。
最近、若者の間で「承認欲求」に悩む人が増えているという。
SNS世代ゆえに、他人の目線を常に意識して生きている。
その「生きづらさ」に疲れてしまうのだという。
著者の川代紗生さんは、SNS世代のど真ん中。
書店スタッフとして働きながら、ブログにコンプレックスや承認欲求を吐き出すように(でもユーモアも交えて)書きまくったところ、多くの共感の声が集まり、バズりまくった。
強い感受性ゆえに、悩み、傷つき、成長していく姿に読者は感動を覚える。
「川代ノート」の人気記事をベースに、現代の若者が抱える「承認欲求」や「コンプレックス」「生きづらさ」、そして、そこからの脱出を描く自己啓発書。
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<目次>
プロローグ もしもいま自分が死んだら、何人の人が自分のために泣いてくれるだろうか
第一章 「華がない人間」でも努力すれば「華がある人間」になれるのか?
第二章 私たちはいつになったら石原さとみになれるのか問題
第三章 残念ながら「正しい人生マニュアル」なんてものはどこにも存在しなかった
第四章 承認欲求のお葬式
エピローグ 生きるのが楽しみじゃない日には