日本の会社組織はさまざまな病気に蝕まれている。例えば、「仲間としか仕事をしない人たちの組織」「一流が排除される組織」「昔取った杵柄病」などだ。四半世紀にわたり、さまざまな会社で、経営改革やリスク管理体制の構築を実務的にサポートしてきた著者が語る、自立と自律ができていない個人と、ムードに支配されている「コドモ」組織の実態を明らかにしていく。