「失われた20年」と呼ばれる経済停滞のなかで、日本の職場では「つながり力」が薄れている。現場のミドルマネジャーたちは、深い悩みを抱えている。そんななか、注目が高まりつつあるのが、経営学の大家であるヘンリー・ミンツバーグ教授が考案する経験学習プログラム「リフレクション・ラウンドテーブル」だ。経験を題材にして実践と学びを融合させた氏のプログラムは、多くの国の企業に導入されている。日本のマネジャーは、組織再生のためにどんなマネジメントを考えるべきか。経験学習の専門家たちが、ミンツバーグ流マネジメントを切り口に、「つながり力再生」の意義をとポイントを教える。