
最終回
夜勤よりひどい激務が待ち受ける「訪問看護」の現場重症患者を放り出す病院と“しわ寄せ”に喘ぐ看護師
小林美希
激務の夜勤に耐えられず、日勤の「訪問看護」に転身する看護師は少なくない。しかし、訪問看護の利用者は急増しているため、さらにひどい激務に悲鳴…
2012.6.22
高齢者が次々に入院し、まるで“姥捨て山”のように置いていかれる。1人で何十人もの患者を担当し、食事する時間も寝る時間もほとんどない。そんな病院で医師と共に激務に耐える看護師たちは、まさに過労死寸前だ。いったい、誰がこんな「悲惨な職場」をつくってしまったのか。その背景には、少子高齢化で高齢患者が急増する一方、医療の人手不足が深刻化していること、診療報酬との兼ね合いで病床削減が起き、特定の病院に患者が集中することなど、構造的な問題が横たわっている。このままでは、医療崩壊は避けられない。労働問題を取材し続けたジャーナリストが、看護師の現状をルポルタージュし、隠れた問題を鋭く提起する。
最終回
小林美希
激務の夜勤に耐えられず、日勤の「訪問看護」に転身する看護師は少なくない。しかし、訪問看護の利用者は急増しているため、さらにひどい激務に悲鳴…
2012.6.22
第4回
小林美希
厚労省が導入を進める「特定看護師」。医療の効率化を目指す理想とは裏腹に、現場からは悲鳴が上がる。新制度の導入は看護師の激務に輪をかけ、医療…
2012.6.15
第3回
小林美希
高齢患者で溢れる病院で、看護師たちは過酷な“夜勤”をこなしている。夜勤の無限ループのような状態が続くなか、心身ともに疲弊して職を辞す者も多…
2012.6.8
第2回
小林美希
日夜鳴り止まないナースコール。激務の病院で働く看護師たちは、「流産して当たり前」と言われている。無事に出産しただけで、看護師仲間から「奇跡…
2012.6.1
第1回
小林美希
高齢者が次々に入院し、まるで“姥捨て山”のように置いていかれる。1人で何十人もの患者を担当し、食事する時間も寝る時間もほとんどない。そんな…
2012.5.25