歴史上に名を残す偉人は、当然「すごい」ことを成し遂げている。しかし、彼らとてみな人間。「すごい」と同じくらい「やばい」面だってあるのだ。
そんな偉人たちの「すごい」と「やばい」を両面から紹介する本が、書店で売れ続けているという。歴史人物の思わぬ「やばいエピソード」とギャグ漫画家の和田ラヂヲさんのシュールなイラストが人目をひく。 各時代の概要をざっくりまとめた漫画は、それぞれ横山了一さんと亀さんが担当した。
児童書として企画された本書だが、じつは大人にも売れている。
それもそのはず、ふざけた本かと思いきや『やばい日本史』は東京大学教授の本郷和人さんが、『やばい世界史』は東京大学名誉教授の本村凌二さんが監修を務めているのだ。
今回は特別に監修の二人にお集まりいただき、本のこと、歴史のこと、研究のことをざっくばらんに聞いてみた。