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小川大介
おがわ・だいすけ●教育家、才能タイプ子育て研究所所長。中学受験専門の個別指導塾「SS-1」を創設。現在は遺伝特性から力の発揮条件を読み解く独自理論を基に、子育てを個別最適化する「才能タイプ子育て」を提唱。独自システム「90タイプ才能診断」も開発。著書に『頭のいい子の親がやっている「見守る」子育て』(KADOKAWA)など。

「一人でいることが好きな子が、グループ活動が盛んな学校に行けば性格が変わるということはほぼありません。

  外から見るとあまり活発に活動していないように映る学校でも、その子にとっては非常に豊かな場であることがあります。親はまず子どもの特性を尊重する視点を持ってほしい」(小川氏)

学校選びの前に
自分の子どもをよく知るべき

 慎重なタイプの子どもには、自由過ぎる環境がストレスになる場合もある。

「『自由な校風』には2種類ある。学びのプロセスを本人に委ねる学校は、慎重度の高い子にはつらく感じる場合があります。頻繁に小テストがあって安心感が得られる環境の方が、力を発揮できる子もいる」(小川氏)

 学校選びでは、進学実績や新しい取り組みといった分かりやすい特徴に目が行きがちだ。だが、子どものためのはずの学校選びを、親自身の価値観で判断してはいないだろうか。

「子ども自身がその環境で居場所を見つけられるかが最大のカギ。ですからまずは自分の子どものことをよく知ってください。その子の行動をジャッジするのではなく、観察して理解するところから始めてほしい」(小川氏)