部活動でも、週3回しか活動できずに物足りなさを感じる子もいれば、上下関係があまりに厳しくて、参加するのが苦痛になる子もいる。

 杉浦氏がもう一つ注意を促すのは、学校によっては、高校進学が簡単ではないことだ。

「中学3年の保護者面談で突然『お子さんは高校に上がれません』と告げられるケースもあります。中学と高校の在籍人数の差を調べれば辞めた人数は分かりますが、親の転勤や成績不振などの原因までは分かりません。学校の実態を知るためには、文化祭や説明会などで出会う在校生に質問してみるのがおすすめ。意外と客観的な視点で、真の姿を教えてくれます」(杉浦氏)

社交度と楽観度で探る
「心地良い居場所」とは

 才能タイプ子育て研究所所長の小川大介氏は、子どもの行動傾向を把握することの重要性を説く。

「学校選びにおいては、偏差値のほかに、子どもの『行動の傾向』である『社交度』と『楽観度』が重要な指標になります」(小川氏)

 下の図表を見てほしい。社交度が高い子は行事が多くチーム学習を重んじる活気ある学校が向いているが、社交度が低い子には一人で没頭できる居場所や多様な同好会がある学校が心地よい。

2つの行動軸と合う学校