進む女子大の二極化と共学化
夏休みも終盤に近づき、総合型選抜の出願が始まる9月も目前だ。志望大学の選定は進んでいるだろうか。2026年度入試は「年内入試」実施大学の増加で複雑化、かつ「定員厳格化」の影響で苦戦を強いられた受験生が多かった。27年度もこの傾向は続くとみられており、併願計画はより慎重に作り上げていきたい。
特に女子受験生は、女子大も併願戦略に組み入れて、受験機会をできるだけ増やしておくのが得策だ。確かに、近年は少子化や女子受験生の総合大学進学志向などの影響から募集停止に至る女子大が相次いでいる。恵泉女学園、学習院女子(学習院に統合)、京都ノートルダム女子といった伝統校が次々と幕を下ろしたことは記憶に新しい。
だが、一方では、25年度から2年連続で女子大志願者数全国1位となった実践女子大学(同大学発表)や日本女子大学のように、学部再編や入試制度改革で多くの学生を集めている女子大もあるので、ぜひ受験を検討してほしい。
こうした女子大の二極化が進む中、共学化に踏み切る大学も増えている。最近では、女子大最大の学生数を有する武庫川女子大学の共学化(27年度)が話題となった。しかし、裏を返せば、女子大の共学化は男子受験生にとっても受験機会が広がるチャンスでもある。看護学部や教育学部志望の男子受験生は、「元女子大学」も積極的に受験してほしい。
