「初めの一歩」を踏み出すには?

・スモールゴールを設定する
・「今の習慣」と結び付ける
・誘惑が少ない環境をつくる

 目標を設定する際には「小さな目標(スモールゴール)」を意識しましょう。米国の心理学者、ジョン・ウィリアム・アトキンソンによれば、人のやる気は「目標に対して感じる価値」と「達成の見込み」の掛け算で決まるとのこと。「自分には無理だ」と思うと、いくら成し遂げたい目標でもやる気はわいてこないのです。

「1日で5ページ」がハードルが高い子どもには「1時間で10問」など、こなせそうな分量に設定する。それだけで、初めの一歩が踏み出しやすくなります。

「◯◯になったら□□する」といった形で、いつ何の勉強をやるかあらかじめ決めておくことも重要です。これは「if-thenプランニング」と呼ばれる習慣化のためのテクニックで、さまざまな研究で効果が実証されています。

 時間を決めるほか「朝、歯を磨いた後に漢字ドリルを1ページ」など、もともとある習慣にくっつけると、スムーズに取り組めます。

 最初のうちは「誘惑」に負けてしまうこともあります。ついゲームに手が伸びてしまう子は、勉強中は親が預かったり、別室に置いたりして、遊びたい気持ちを刺激しない環境をつくりましょう。