「朝ごはんを制する者」は1日を制する
脳を働かせるには、何を食べるかも大事ですが、いつ食べるかも重要です。朝食は重要な栄養摂取のタイミング。夜7時に夕食を終えたとしたら、朝7時には約12時間空腹の時間が続いたことになります。体内は「絶食明け」と同じ状態で、水分も栄養も不足している状態です。
このタイミングでしっかりと栄養を取れば、昼食まで頭が働き、適切な血糖値を保つことができます。朝食では、炭水化物(米飯、もち、パン、麺)にタンパク質(卵、肉、魚、乳製品)、そして野菜を少々組み合わせましょう。米飯に野菜入りの味噌汁や納豆、パンに卵料理やハム、トマトなど、手軽なもので十分です。
タンパク質に含まれるアミノ酸の一つ「トリプトファン」は、気持ちを安定させる幸せホルモン「セロトニン」の材料になり、安定的な1日のサポートにも一役買ってくれます。
脳も体も、毎日の食事から取る栄養によってつくられています。食事は、脳の発達や働きを栄養面から支えるだけでなく「これを食べて頑張ろう」などと、気持ちの面でも力になってくれます。特定の食材だけに頼るのではなく、さまざまな食品をバランスよく食べることが大切です。毎日の食卓に、脳の働きを支える食材を少しずつ取り入れていきたいですね。
