
松崎一葉
特別編(3)
一見ワガママで無責任と思われる行動傾向のある未熟な部下も、上司が“ある支援”を行うだけで、比較的短期間のうちに「一皮むけた」成長を遂げることができる。今回は、その“ある支援”がどのようなものかご紹介したい。

特別編(2)
彼女と旅行には行けるのに会社には行けない――。そんな部下を持つ上司は「辞めさせたい」「異動させたい」などと思っていることだろう。しかし、“ある支援”を行えば、そんな未熟型部下も一皮向けて活躍をする可能性がある。

特別編(1)
近年、企業などにおけるメンタルヘルス問題の質が変化している。実際、うつ病の軽症化と蔓延化という矛盾した病理の増加や、過重労働を背景とする燃え尽き型から個人のストレス脆弱性を背景とした適応障害型うつへのシフトが起きている。

最終回
あなたの周りに、能力はあり仕事はデキるが、部下を奴隷の如く扱い、さらに部下が失敗するとネチネチと責め続ける気分の上がり下がりが激しい、こんな上司はいませんか?実はこの「パワハラ・クラッシャー」上司も、これまで紹介してきた人格が未成熟なワガママちゃんと同じなのです。

第9回
「人の心の痛みがわかる」といった情緒的共感性に欠けるワガママちゃんを成長させるには、上司にも同様の資質が必要です。今回は情緒豊かな男が登場する人情噺「文七元結」を取り上げ、部下育成のヒントを探ります。

第8回
皆さんは「ワガママちゃんを成長させよう」と思うあまり、ワガママちゃんとの二者関係にどっぷりとはまって感情を暴走させていませんか?今回は、冷静さを見失わないための対応のポイントをお教えします。

第7回
「おれは本来本社にいる人間」「工場で作業服を着て働くなんて格好悪い」――。自分の妙なプライドを持ち、憮然と勤務していたにも関わらず、評価が低いと途端に「うつ」になる未熟な若手社員のケースを取り上げます。

第6回
未熟なワガママちゃんは、困難に遭遇すると言い訳や他人のせいにして回避しようとします。それは、ストレスを処理する力が身についていないからです。今回は「ストレス対処能力」を育てるポイントをご紹介します。

第5回
理不尽な行動をとるワガママちゃんたちに対して、怒りの感情が沸々と湧いて、抑え切れないことはありませんか?上司である皆さんは、彼らのワガママな行動や多罰性の根っこにある「赤ちゃん返り」のメカニズムを理解したうえで、成長を支援する姿勢を崩さずに対応することが大切です。ただ、そうは言っても、ワガママちゃんに対して、感情を抑えきれないこともあるでしょう。今回は、そうした「陰性感情」を上手にコントロールし、振り回されない方法をご紹介します。

第4回
人格が未成熟な「ワガママちゃん」の、世間の常識では理解しがたい傍若無人な言動は、私たちをついムカつかせ、イラっとさせるものです。しかし、そこで、そのような感情をワガママちゃんにストレートに出してしまうと、彼らとの関係はとてもこじれてしまいます。私たちの気持ちに生じる怒りや憎しみなどのネガティブな感情を「陰性感情」と言いますが、それを自分自身でうまくコントロールしなくてはいけないのです。今回は、なぜ彼らの前でその感情を出してはいけないのか、また、自分自身に生じた陰性感情とどのように向き合っていけばいいのかについて解説していきます。

第3回
「新人ワガママちゃん」たちは、自分が失敗をしても「会社が悪い」などと常に他罰的です。あまりの理不尽さについイラっとしがちですが、感情的になってはいけません。ではどのように対処するのがよいのでしょうか。

第2回
「こんな地味な仕事は私向きじゃない!」「先輩のお酒に付き合うのは迷惑」――。実際の能力に比して自己評価は過大で自信過剰、現実が見えていない、そんな新人ワガママちゃんが職場に増えてきています。

第1回
現代社会の未成熟化に伴い、職場でも性格が未熟でわがままな若い社員が増えています。彼らは仕事がうまくいかず追い込まれると、“うつ”になってしまう可能性もあります。あなたの部下は性格が傲慢なのに打たれ弱い未熟な「ワガママちゃん」ではありませんか?「ワガママちゃんチェックリスト」で早速チェックしてみましょう。
