秋山進 プリンシプル・コンサルティング・グループ株式会社 代表取締役 リクルート入社後、事業企画に携わる。独立後、経営・組織コンサルタントとして、各種業界のトップ企業からベンチャー企業、外資、財団法人など様々な団体のCEO補佐、事業構造改革、経営理念の策定などの業務に従事。現在は、経営リスク診断をベースに、組織設計、事業継続計画、コンプライアンス、サーベイ開発、エグゼクティブコーチング、人材育成などを提供するプリンシプル・コンサルティング・グループの代表を務める。京都大学卒。国際大学GLOCOM客員研究員。麹町アカデミア学頭。 著書に『「一体感」が会社を潰す』『それでも不祥事は起こる』『転職後、最初の1年にやるべきこと』『社長!それは「法律」問題です』『インディペンデント・コントラクター』『愛社精神ってなに?』などがある。 第2回 なぜ日本企業の管理職の多くは「変人」を組織から追い出そうとするのか 秋山進 日本の多くの組織で変人は“使いにくい奴”と評価されがちであり、変人の側は一流の技術・能力を持たない管理職に非協力的な態度を取りがちです。しかし、私は一流を目指す個人を増やすことが、子どもの組織を脱皮するうえで重要だと考えています。 2014年3月5日 0:00 第1回 一流は排除、仲間としか仕事をしない「子ども病」にかかった組織の大人げない行動 秋山進 日本の会社組織はさまざまな病気に蝕まれています。「仲間としか仕事をしない人たちの組織」「一流が排除される組織」「昔取った杵柄病」など。こんな風に、子どもっぽい症状を示す「子ども病」の背景にあるのが、日本組織の「一体感」です。 2014年2月26日 0:00 14 15 16