秋山進

秋山進

プリンシプル・コンサルティング・グループ株式会社 代表取締役
リクルート入社後、事業企画に携わる。独立後、経営・組織コンサルタントとして、各種業界のトップ企業からベンチャー企業、外資、財団法人など様々な団体のCEO補佐、事業構造改革、経営理念の策定などの業務に従事。現在は、経営リスク診断をベースに、組織設計、事業継続計画、コンプライアンス、サーベイ開発、エグゼクティブコーチング、人材育成などを提供するプリンシプル・コンサルティング・グループの代表を務める。京都大学卒。国際大学GLOCOM客員研究員。麹町アカデミア学頭。

著書に『「一体感」が会社を潰す』『それでも不祥事は起こる』『転職後、最初の1年にやるべきこと』『社長!それは「法律」問題です』『インディペンデント・コントラクター』『愛社精神ってなに?』などがある。
第31回
「議論してはいけない病」の会社はやがて滅びる
秋山進
会社には、「議論してはいけないこと」がある。議論が必要な問題があったとしても対応が難しい問題については、“なかったこと”にされ、そのまま突っ走ることになってしまうケースが少なくない。なぜ、そのようなことが起こるのか。理由は大きく3つある。
「議論してはいけない病」の会社はやがて滅びる
第30回
当事者意識のない「野党体質」企業は永遠に変われない
秋山進
「仕事のための仕事」とでも言うべき「これってどうなの」と思うような仕事を許している企業には、ある共通した問題点がある。彼らには当事者意識がなく、基本、「やらないことが前提」「他人がやることが前提」の野党体質なのである。
当事者意識のない「野党体質」企業は永遠に変われない
第29回
こんなに働く時間を減らして、日本企業は世界で勝てるのか?
秋山進
昨今の日本の大企業の多くでは、「時短」「効率化」「無駄の排除」がキーワードだ。しかし、これは「オンとオフを切り替えて効率的な仕事を」などの美辞麗句のもと、たいして働かなくてもいい状況が作られているようにしか思えない。
こんなに働く時間を減らして、日本企業は世界で勝てるのか?
第28回
現場に口出ししたがる社長の“悪い癖”はなぜ治らないのか
秋山進
経営トップが現場介入して迷惑を被っているという声をよく聞く。現場の状況を知らないトップの意見をそのまま反映すると、大抵いい結果は得られない。それなのになぜトップは現場に口出しするのか。それには主に3つの理由がある。
現場に口出ししたがる社長の“悪い癖”はなぜ治らないのか
第27回
上客のふりをしてノウハウを盗む「パクリ文化」の会社
秋山進
エンブレム問題でしばらく騒がしい日々が続いた。しかし「パクリ」はデザインだけに生じるものではない。ノウハウやアイデア、人脈…とすべてに関してパクられる可能性はある。「パクリ」の常習のような企業もあるので、注意が必要だ。
上客のふりをしてノウハウを盗む「パクリ文化」の会社
第26回
「会議が多くて大変だ」とほくそ笑む管理職の本心
秋山進
「うちの会社は会議ばかりで大変だ」。これは、多くのビジネスマンからよく聞かされるセリフだ。しかし、これは果たして彼らの本心なのかというと、疑問が残る。どうも本心では会議への参加を望んでいるようなのだ。
「会議が多くて大変だ」とほくそ笑む管理職の本心
第25回
責任を取りたくない幹部たちの得意技!「意思決定ロンダリング」とは何か
秋山進
組織の重要な意思決定はこのように行われる。実力者が、最適だと思われる機関を利用し、自分の意思を巧妙に組織の意思に作り替えるのだ。だからシナリオ外の決定はほとんどない。これを「意思決定ロンダリング」と呼んでもいいだろう。
責任を取りたくない幹部たちの得意技!「意思決定ロンダリング」とは何か
第24回
職人肌の「面倒くさい人」をうまく操縦する方法
秋山進
以前この連載で理系と文系がいかに解り合えないかを話したことがあるが、職人と商人にも深い溝がある。私は社長なので形式上は商人だが、そのメンタリティは100%職人。つまりは「こだわりの強い、面倒くさい人」なのである。
職人肌の「面倒くさい人」をうまく操縦する方法
第23回
日本企業はいつからモラールを捨て、モチベーション重視に変わったのか
秋山進
最近当たり前になった「モチベーション」という言葉だが、1980年代まではそれほど一般的ではなかった。それまでは似た言葉として「モラール」が使われていたからである。なぜ「モチベーション」が「モラール」に取って代わったのか。
日本企業はいつからモラールを捨て、モチベーション重視に変わったのか
第22回
「社長が欲しがる人材」が、課長に敬遠される理由
秋山進
トヨタ豊田章男社長は「ヒットは打てなくても、バッターボックスに立ったことを評価したい」と発言したことがある。「失敗しても挑戦をいとわない人」を応援するという意味だが、実際、現場にそんな人材はどれだけいるだろうか。
「社長が欲しがる人材」が、課長に敬遠される理由
第21回
キャリアに一貫性がないと転職に不利、という俗説を疑う
秋山進
人材バンクはメディアやいろいろな場面で、キャリアの一貫性の必要性を力説し、多くのビジネスマンも「一貫性のあるキャリアを積まなければならない」と思うようになった。しかし、一貫性は本当に必要なのだろうか。
キャリアに一貫性がないと転職に不利、という俗説を疑う
第20回
「いい質問」ができる人は出世する
秋山進
質問タイムはすごく重要である。良質な質疑応答が行われると、個々人が明日から具体的に何をやればよいかのイメージが形成されることもある。実際に良い質問をした人には、社長から声がかかり、出世の道が開けたりすることもある。
「いい質問」ができる人は出世する
第19回
海外で日本人がデキる人に見える英語術・仕事術
秋山進
日本人にはプレゼンテーションが苦手な人が多い。まして英語でとなると、躊躇してしまう人はさらに少なくないだろう。そこでマイクロソフトシンガポールシニアマネジャー・岡田兵吾氏が、純日本人でも自信を持って英語でプレゼンできる方法を紹介する。
海外で日本人がデキる人に見える英語術・仕事術
第18回
シンガポールはこうして“残業しない国”になった
秋山進
アジアの今や中核を成す都市になったシンガポール。なぜ同国ではみな残業しないのか。マイクロソフトシンガポールシニアマネジャー・岡田兵吾氏にその理由を聞いた。
シンガポールはこうして“残業しない国”になった
第17回
「理念なく儲ける会社」に明日はあるか?
秋山進
企業に“大義”は必要なのか。企業の目的を「利益の追求」であるとする人から見れば、「大義で飯は食えないよ」というわけだ。それは正しいと言えなくもない。だが、本当に大義なく儲ける会社に未来はあるのだろうか。
「理念なく儲ける会社」に明日はあるか?
第16回
単なるムダ時間?職場の「ワイガヤ」は善か悪か
秋山進
ある合弁企業で外国企業から出向してきた幹部が社員たちに、「私語が多い」と苦言を呈した。しかし、社員側にも言い分がある。「私語といえば私語ですけど、打ち合わせでもあるんです」。果たしてこの“ワイガヤ”は善か?悪か?
単なるムダ時間?職場の「ワイガヤ」は善か悪か
第15回
“敏腕総務部長”の不在は、会社存亡の危機に直結する!
秋山進
昨年末の話になるが、みんなが大好きな“ペヤング”にゴキブリが混入するというショッキングな事件があった。このような危機管理に関わる問題が起きると、私はいつも「この企業にも敏腕総務部長がいれば……」と思わずにはいられない。
“敏腕総務部長”の不在は、会社存亡の危機に直結する!
第14回
理研を例に考える~野心的な新規プロジェクトが失敗する理由
秋山進
トップ肝入りの新規プロジェクトが始動した。異色の人材を採用し、重職に抜擢。最先端の提携先と業界をリードする計画だ。しかしこの計画、大失敗に終わった。そう、これはあの理研の話。あなたは対岸の火事と思っていないだろうか。
理研を例に考える~野心的な新規プロジェクトが失敗する理由
第13回
「ご新規3名様!」と案内する店に明日はない
秋山進
ある和風レストラン。「ご新規3名様ご案内です!」と言われて中に通された。何度か行ってみたが、「ご新規様」と通される。そこで店員に、「もう5回目くらいなんですけど、どうして“新規”なんですか?」と聞いてみた。
「ご新規3名様!」と案内する店に明日はない
第12回
組織をむしばむ“社内の嫉妬”はこうすれば消える
秋山進
リクルート社を紹介するときに「褒める」文化がよく挙げられる。誰かが目標(ノルマ)を達成すると、名前入りの垂れ幕が下がり、職場は「おめでとう!」の声と拍手でいっぱいになる。「気持ち悪い」と感じる人もいるだろうが、私は悪いことだとは思わない。
組織をむしばむ“社内の嫉妬”はこうすれば消える
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