秋山進

秋山進

プリンシプル・コンサルティング・グループ株式会社 代表取締役
リクルート入社後、事業企画に携わる。独立後、経営・組織コンサルタントとして、各種業界のトップ企業からベンチャー企業、外資、財団法人など様々な団体のCEO補佐、事業構造改革、経営理念の策定などの業務に従事。現在は、経営リスク診断をベースに、組織設計、事業継続計画、コンプライアンス、サーベイ開発、エグゼクティブコーチング、人材育成などを提供するプリンシプル・コンサルティング・グループの代表を務める。京都大学卒。国際大学GLOCOM客員研究員。麹町アカデミア学頭。

著書に『「一体感」が会社を潰す』『それでも不祥事は起こる』『転職後、最初の1年にやるべきこと』『社長!それは「法律」問題です』『インディペンデント・コントラクター』『愛社精神ってなに?』などがある。
第12回
組織をむしばむ“社内の嫉妬”はこうすれば消える
秋山進
リクルート社を紹介するときに「褒める」文化がよく挙げられる。誰かが目標(ノルマ)を達成すると、名前入りの垂れ幕が下がり、職場は「おめでとう!」の声と拍手でいっぱいになる。「気持ち悪い」と感じる人もいるだろうが、私は悪いことだとは思わない。
組織をむしばむ“社内の嫉妬”はこうすれば消える
第11回
「中途だから役員になれない」「社長は事務系だけ」“明確な不文律”に縛られる企業の末路
秋山進
ある企業でこんな話を聞いた。「彼はとても優秀だけど“中途だから”…(役員にできない)」。中途採用だから、出戻りだから、技術系だから。そんなことを気にしていられるのは、まだ企業に余裕があるからだろう。しかし、本当に余裕などあるのだろうか。
「中途だから役員になれない」「社長は事務系だけ」“明確な不文律”に縛られる企業の末路
第10回
アイデアマン、高学歴エリート社員は向いてない!?憧れの「企画部」は企画をしない便利屋だった
秋山進
サラリーマン時代、本部商品企画部で仕事をしていると、現場部署の部長達から「うちの部の○○くんは企画が得意だから、君のところでどう?」とよく打診された。しかし、本部の企画部社員に求められている「企画力」とは、彼らの意図するものではない。
アイデアマン、高学歴エリート社員は向いてない!?憧れの「企画部」は企画をしない便利屋だった
第9回
野心を見せた瞬間、出世は遠のく!?“寵愛レース”を生き抜く人、脱落する人の分岐点
秋山進
知人が長年、3人の重臣がオーナーからの寵愛をめぐり争いを続ける企業に転職した。彼に「寵愛レースには参加せず、自分はあくまでもスペシャリストです」という顔をした方がよいと忠告したが、聞く耳を持たなかった彼は非常に残念な結末を迎えた。
野心を見せた瞬間、出世は遠のく!?“寵愛レース”を生き抜く人、脱落する人の分岐点
第8回
社内でスーパープレゼンテーションは必要か?感化された“TEDかぶれ病”につける薬
秋山進
その道で深い知見を持つ人物たちが、自身の主張を雄弁に語るスーパープレゼンテーション=「TED」。最近、この方式を社内会議の場でも持ち込む人が増加している。しかし、そのすべてが「社内的に」評判がいいかといえば、そうではないようだ。
社内でスーパープレゼンテーションは必要か?感化された“TEDかぶれ病”につける薬
第7回
大人数で客先に来る会社とは付き合うな!「ずらずら病」に用心すべき理由
秋山進
私のクライアントに「提案をしたい」と、大手コンピュータ会社の営業部長が連絡してきた。お受けしたところ、やってきたのはなんと10人。「この会社もずらずら病か」と私は軽く失望する。ずらずら大人数でやって来るところにロクな会社はないからだ。
大人数で客先に来る会社とは付き合うな!「ずらずら病」に用心すべき理由
第6回
なぜ“エース社長”は期待外れに終わったのか ねつ造された「社史」を信じた会社の悲劇
秋山進
業績が停滞していたある企業に、新社長が就任した。彼は、過去に会社の主力事業を立ち上げて成功させた若きエース。当然、誰もが彼に期待した。しかし業績は一向に上がず、早々に「期待外れだ」という声が上がった。なぜエース就任は失敗に終わったのか。
なぜ“エース社長”は期待外れに終わったのか ねつ造された「社史」を信じた会社の悲劇
第5回
失われた20年で大企業から“本当の商売人”が消滅!?日本企業を覆う「お金を使えない病」
秋山進
日本企業のほとんどが、現在、“お金を使えない病”にかかっている。お金を稼ぐ人も、倹約する人もたくさんいるのだけども、“お金を使う人”がいないのである。明日の成果のために投資は必要だが、なぜそれができない人ばかりになってしまったのか。
失われた20年で大企業から“本当の商売人”が消滅!?日本企業を覆う「お金を使えない病」
第4回
バブル期「ボーナス400万円」の企業戦士は今――金がなくなった“拝金主義”企業の袋小路
秋山進
ときはバブル前夜の1986年。就職活動中だった私は、とある急成長企業の30代後半の営業部長から「この夏のボーナスは400万円だった」と得意げに語られた。しかし、世の中は一変した。この企業も含め、拝金主義の企業は今、非常に厳しい状況にある。
バブル期「ボーナス400万円」の企業戦士は今――金がなくなった“拝金主義”企業の袋小路
第3回
会社を傾かせた犯人は、真面目ないい人!?超高学歴“社長の右腕”を迷参謀にした病の元凶
秋山進
いろんな会社を見てきたが、どんな会社にもトップの「右腕」などと呼ばれる重要人物がいる。全員が黒田官兵衛のように優秀な参謀ならば問題ないが、そううまくはいかないものだ。私が見たある急成長企業の右腕=“官兵衛さん”にも、やはり問題があった。
会社を傾かせた犯人は、真面目ないい人!?超高学歴“社長の右腕”を迷参謀にした病の元凶
第2回
時間泥棒、高い報酬だけが問題ではなかった!「老害役員」が緩やかに導く“組織の死”
秋山進
先日、とある上場企業で「偉い人」の対応に追われる知人から泣き言を聞かされた。「上司が『老害』を振りまくために、仕事にならなくて困っている」と言うのである。このように「老害」は多くの企業にはびこる厄介な病気の代表格である。
時間泥棒、高い報酬だけが問題ではなかった!「老害役員」が緩やかに導く“組織の死”
第1回
なぜ“文系”と“理系”は社内対立してしまうのか 「未開の人」と「野暮な人」の仁義なき闘い
秋山進
M&Aで誕生した某大企業で対立が起きた。きっかけは、新進気鋭のアーティストを使った新商品のコマーシャル。元A社の宣伝部長が自信アリと言うだけなかなかのクオリティだ。しかし、元B社の人達が気にしているのは、元A社からは的外れな部分だった。
なぜ“文系”と“理系”は社内対立してしまうのか 「未開の人」と「野暮な人」の仁義なき闘い
最終回
変人のいない会社は潰れる!?生き残る組織に必要な「変人」を見極める方法
秋山進
日本の多くの会社組織をむしばんでいる「子ども病」にフォーカスを当て、組織の問題を指摘してきた本連載。鼎談後編の今回は、一緒くたにされがちな組織の「ただの変人」と「一流になれる変人」の見分け方とともに、一流になれる人の条件や習慣を考える。
変人のいない会社は潰れる!?生き残る組織に必要な「変人」を見極める方法
第4回
「空気の読めない人」を排除する日本組織の病巣
秋山進
日本の多くの会社組織をむしばんでいる「子ども病」にフォーカスを当て、組織の問題点を指摘してきた本連載。今回と次回は、様々な日本組織・人事を見てきた2人の識者ともに日本の組織をむしばんできた「子ども病」の正体を解き明かしていく。
「空気の読めない人」を排除する日本組織の病巣
第3回
「変人」から一流になれる人、変人を一流に変えられる「管理職」の条件
秋山進
和を大事にする日本の組織では、摩擦を起こす「変人」は好まれません。しかし、必要な摩擦を回避する組織は結局、弱体化してしまいます。組織内で「変人」化しがちな一流を目指す個人と、「迷える管理職」はどう必要な摩擦を起こせばよいのでしょうか。
「変人」から一流になれる人、変人を一流に変えられる「管理職」の条件
第2回
なぜ日本企業の管理職の多くは「変人」を組織から追い出そうとするのか
秋山進
日本の多くの組織で変人は“使いにくい奴”と評価されがちであり、変人の側は一流の技術・能力を持たない管理職に非協力的な態度を取りがちです。しかし、私は一流を目指す個人を増やすことが、子どもの組織を脱皮するうえで重要だと考えています。
なぜ日本企業の管理職の多くは「変人」を組織から追い出そうとするのか
第1回
一流は排除、仲間としか仕事をしない「子ども病」にかかった組織の大人げない行動
秋山進
日本の会社組織はさまざまな病気に蝕まれています。「仲間としか仕事をしない人たちの組織」「一流が排除される組織」「昔取った杵柄病」など。こんな風に、子どもっぽい症状を示す「子ども病」の背景にあるのが、日本組織の「一体感」です。
一流は排除、仲間としか仕事をしない「子ども病」にかかった組織の大人げない行動
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