青木英彦 メリルリンチ日本証券リサーチアナリスト あおき・ひでひこ/小売、食品、トイレタリー、医薬品チームヘッド。1989 年から20 年間余にわたり小売セクターの調査を続けている。1989 年神戸大学経営学部卒。1994 年米デューク大学経営大学院にてMBA(Health Care Management)取得。日本証券アナリスト協会検定会員。CFA 協会認定証券アナリスト。経済産業省産業構造審議会 流通部会委員。 第12回 【小売り】消費増税で消費者のバリュー志向が上昇 オムニチャネル戦略をいかに活かせるかがカギ――メリルリンチ日本証券リサーチアナリスト・青木英彦 青木英彦 消費税増税により、すでに4月は、3月の駆け込み需要の反動で前年を落ち込む小売業が続出しているが、これはすでに想定済。問題はその後、いかに売上高を回復できるかだ。そのポイントとなるのは、いかに消費者のEコマース需要を取り込めるか、また海外の成長市場の需要を取り込めるかにかかっている。 2014年4月28日 0:00