山崎繭加
ハーバード・ビジネス・スクール(HBS)が5年連続で開催している人気授業、日本の東北におけるフィールド・スタディ「ジャパンIXP(Immersion Experience Program)」の企画を中心的に担ってきた山崎繭加さん。『ハーバードはなぜ日本の東北で学ぶのか』を上梓した記念に、HBSの卒業生でもあり、現在はビジネススクールで教える立場にある藤川佳則・一橋大学大学院国際企業戦略研究科(一橋ICS)准教授を迎え、一橋ICSが設立当初から意識してきた個人の意識を引き出すアプローチとハーバードの新たなフレームワークの共通点や、東京のMBAコースが打ち出し得るテーマについて語り合います。

ハーバード・ビジネス・スクール(HBS)が5年連続で開催している人気授業、日本の東北におけるフィールド・スタディ「ジャパンIXP(Immersion Experience Program)」の企画を中心的に担ってきた山崎繭加さん。『ハーバードはなぜ日本の東北で学ぶのか』を上梓した記念に、HBSの卒業生でもあり、現在はビジネススクールで教える立場にある藤川佳則・一橋大学大学院国際企業戦略研究科(一橋ICS)准教授を迎え、従来HBSが得意としてきたケース・メソッドとの違いやフィールド導入の背景について語り合います。

第5回
気仙沼ニッティングが海外市場をめざす真の意味をハーバードの学生が理解するまでの紆余曲折
ハーバード・ビジネス・スクール(HBS)では、日本の東北を訪れるフィールド・スタディを2012年より開催。これまで2年連続で本プログラムの参加学生を受け入れた、高級ニットメーカーの「気仙沼ニッティング」代表の御手洗瑞子さんに当時の思い出をうかがいます。HBS生の言葉が編み手さんたちにとって最高のギフトになったという前編につづいて、この後編では、コンサルティングの受入先企業としてHBS生たちに戦略の狙いを伝える難しさや気づきについて語ってもらいました。

第4回
ハーバード・ビジネス・スクール生から受け取った気仙沼ニッティングにとって最上のギフトとは?
ハーバード・ビジネス・スクール(HBS)では、東北を訪れるフィールド・スタディ「ジャパンIXP(Immersion Experience Program)」を2012年より5年連続で開催しています。2014年にケース作成、15年にコンサルティングと、2年連続で本プログラムの参加学生を受け入れた、高級ニットメーカーの「気仙沼ニッティング」代表取締役社長 御手洗瑞子さんに、受け入れ当時の思い出を語ってもらいます。前編では、HBS生たちから受入先企業として受け取った一番のギフトがなんだったのか、が明らかに!

第3回
創立100周年と金融危機が転換点!“フィールド”開始の裏にハーバード大改革
ハーバード・ビジネス・スクールが正規の授業の一環として日本の東北を訪れる超人気授業「ジャパンIXP」がどのような経緯で始まったのか、また実際に学生たちや東北の受入先がどのような学びや気づきを得てきたのかレポートしていく本連載。本論に入るまえに、今回はジャパンIXPが始まる背景ともいえる、金融危機を契機とするHBSの深い自省と、その後の改革によって始まったフィールド・メソッドの全体像をお伝えします。

第2回
ハーバード・ビジネス・スクールの徹底した「ケース原理主義」の実態とは?
ハーバード・ビジネス・スクールが正規の授業の一環として日本の東北を訪れる超人気授業「ジャパンIXP」がどのような経緯で始まったのか、また実際に学生たちや東北の受入先がどのような学びや気づきを得てきたのかレポートしていく本連載。本論に入るまえに、今回はそもそもハーバード・ビジネス・スクールがどのような学校なのかご紹介します。

第1回
初めて教壇に立った40年前とは様変わり大変革したハーバードが日本の東北で学ぶ理由
世界最高峰のMBA、ハーバード・ビジネス・スクール(HBS)が正規の授業の一環として、東日本大震災の被災地におけるフィールド・スタディを5年連続で実施しています。HBSが取り組んできた教育大改革と、その象徴といえるフィールド・スタディの日本での取組内容について、本連載でご紹介していきます。初回は、HBS唯一の日本人教授である竹内弘高氏による、HBSの大変革と日本におけるフィールドスタディ(ジャパンIXP)の概略をお送りします。
