勝村久司 全国薬害被害者団体連絡協議会副代表世話人 1961年生まれ。京都教育大学理学科卒業。1990年、陣痛促進剤による被害で長女を失い、医療事故や薬害などの市民運動に取り組む。厚生労働省の「医療安全対策検討ワーキンググループ」や「中央社会保険医療協議会」、日本医療機能評価機構の産科医療補償制度再発防止委員会などの委員を歴任。群馬大学附属病院の医療事故調査委員にも就任した。著書に『ぼくの星の王子さまへ』(幻冬舎文庫)、共著書に『どうなる!どうする?医療事故調査制度』(さいろ社)など。 日本の「無痛分娩」リスクが欧米に比べて高い理由 勝村久司 「痛みが和らぐお産」として、無痛分娩を選ぶ妊婦が増える一方で、医療事故の報道が相次いでいる。欧米では広く普及している無痛分娩だが、日本の無痛分娩は欧米に比べ大きな違いがあり、リスクも高いという。 2017年6月30日 5:00 「無痛分娩」で妊婦や家族が知らない重大リスク 勝村久司 「痛みが和らぐお産」として、無痛分娩を選ぶ妊婦が増える一方で、母親が死亡する事故が相次いでいる。無痛分娩は本当に安全なのか、なぜ事故が起きているのか。勝村久司氏が報告する。 2017年6月23日 5:09 群馬大学病院の事故でわかる日本医療の大問題 勝村久司 群馬大学医学部附属病院の腹腔鏡手術による医療事故の報告書が7月末に公表された。実は今回の公表は、やり直しをした2度目の事故調査報告書。事故の根底には、群馬大だけでなく、日本の医療界全体の問題点がある。 2016年8月30日 5:00