
松枝美樹
若いゆとり世代部下の扱い方がわからないと嘆く管理職の悩みはよく聞きますが、それ以上にやっかいなのが、ベテランの「年上部下」。最近は多くの企業で役職定年制が導入され、50歳、55歳など一定の年齢に達すると管理職から外れる場合も少なくありません。

終身雇用が過去のものとなり、働き方も人それぞれ。職場での人間関係は昔に比べてより難しくなっているかもしれません。職場の環境が原因でメンタル疾患にかかる社員も少なくなく、職場での良好な人間関係作りは管理職に課せられた課題でもあります

やる気の感じられない部下、仕事がイマイチぱっとしない部下の存在は、上司にとってはイライラのタネ。まわりの士気も下げるし本当に困りものです。でも、叱ったり説教したりするだけでは、部下のやる気はますます下がっていくだけ。むしろ、なんとかほめてやる気にさせたほうが得策の場合も多いのです。

今後、若年労働力の減少は避けられず、いままでのように「男性正社員」を中心とした体制を維持することはますますむずかしくなるでしょう。多くの女性が活躍できる“土壌”を持つ企業が強いということになります。
