ヨハン・ガルトゥング
第4回
「紛争調停人」の仕事とは何か?
ガルトゥングは1930 年にノルウェーで生まれた。1959年、29歳の若さで、有名なオスロ国際平和研究所(PRIO)を創設し所長に就任した。ノルウェーといえば創造的な調停外交で知られるが、そこにはガルトゥングやPRIOが苦労して整えた下地がある。

第3回
国と国はなぜ対立するのか? 戦争はなくせないのか?
平和学の父、ヨハン・ガルトゥングが日本人に向けて緊急出版した『日本人のための平和論』。その内容のエッセンスをキー・ワードによって紹介するのがこの連載の趣旨である。前2回は外交や安全保障の面からガルトゥング平和論を紹介したが、連載3回目は心理・文化・思想の面から紹介する。

第2回
尖閣・沖縄・米軍基地問題に解決策はあるのか?
ヨハン・ガルトゥングが日本への緊急提言として著した『日本人のための平和論』。そのエッセンスをキーワードで紹介する連載の2回目は、近隣諸国とのあいだに存在する領土問題、日本の安全保障問題、沖縄問題、憲法改正問題などについて。

第1回
米国に追従する日本が直面する危機とは?
「私の心は日本とともにある」と言うガルトゥングの目には、いまの日本が危機的状況にあると映る。そのような危機感に突き動かされて書いたのが『日本人のための平和論』だ。ガルトゥングが同書で論じた提案のエッセンスを、いくつかのキー・ワードによってコンパクトに紹介したい。連載1回目の今回は、対米関係、集団的自衛権、テロなど、国際政治と外交の面を取り上げる。(構成・御立英史)
