井家真人
爪が白や黄色に濁る、厚くなる、白い線が入る――。こうした症状が見られたら、水虫菌が爪の中に入り込んだ「爪水虫」の可能性がある。実はこの爪水虫、自覚症状がないうちに進行し、変形した爪が皮膚に食い込み激しい痛みを伴うこともある。

ジメジメして汗ばむ季節になると気になる「水虫」。しかし、水虫だと思い込んでいたら実はそうではない「ニセ水虫」だったケースも多いという。しかも「ニセ水虫」は、患者だけでなく、医師も見誤ることがあるほどわかりづらく注意が必要だ。

第7回
2010年4月、肝炎治療に対する医療費助成制度の一部が改正され、助成制度の受給者及び治療者は大きく増加するかと思われた。しかし、実際は当初目標よりも伸び悩んでいるという。その背景には一体何があるのだろうか。

第5回
医師の負担を軽減し、医療の質の向上につながるとして「看護師の役割拡大」の議論が行われ初めている。ただし、役人や一部の医療従事者の間では昨今話題になっているものの、一般の国民にはほとんど知られていないのが現状だ。

第2回
日本の医療崩壊が止まらないのは、医師不足もその1つの原因であろう。しかし、医師不足、医療費不足、医師の過重労働など「医療崩壊」の原因として問題視されているものはただの“現象”に過ぎない。根本的な原因は別にある。

第1回
「日本は医師不足だ」とよく指摘されているが、厚生労働省の調査によると、日本の医師数は増加しているため「本当に不足しているのか」と疑念を持たれるかもしれない。だが、その「数字」には“落とし穴”がある。
