南 友介
「脳育体操」は、すべて家庭内で行えるものです。6畳ほどのスペースがあれば十分です。体操によっては、家具やおもちゃなどがケガの原因になることもあります。できるだけ片づけたり、部屋の隅に寄せ、十分に注意してはじめましょう。年齢は、ゴールデンエイジと呼ばれる、3歳から9歳くらいのお子さんを想定しています。

今年いよいよ開催される東京オリンピック。注目競技の一つでもある体操は、子どもの習い事ランキング(運動系)で2位になるほど今人気を集めています。その理由は、運動能力が上がるだけでなく、能力の土台である「脳」をベースアップさせることもできるからなのです。そこで今回は、「知育クラブネイス体操教室」の代表で元全日本体操選手権銀メダリストの南友介氏の初著書『AIを超える!子どもの才能は「脳育体操」で目覚めさせる!』(青春出版社)から、子どもの能力を引き出す体操の秘密について紹介します。
