遠藤 誉 中国問題グローバル研究所所長 えんどう・ほまれ/1941年、中国生まれ。中国革命戦を経験し1953年に日本帰国。中国問題グローバル研究所所長。筑波大学名誉教授、理学博士。中国社会科学院社会学研究所客員研究員・教授などを歴任。著書は『激突!遠藤vs田原 日中と習近平国賓』(遠藤誉・田原総一朗)をはじめ、『米中貿易戦争の裏側 東アジアの地殻変動を読み解く』『「中国製造2025」の衝撃 習近平はいま何を目論んでいるのか』『毛沢東 日本軍と共謀した男』『卡子(チャーズ) 中国建国の残火』『ネット大国中国 言論をめぐる攻防』『中国動漫新人類 日本のアニメと漫画が中国を動かす』『中国がシリコンバレーとつながるとき』など多数 中国コロナ批判の逆風下、習近平が香港統治をゴリ押しする隠された理由 遠藤 誉 世界がコロナ禍で混乱する中、遅れていた全人代を開催し、香港の統治を強める決定を行った中国。世界では「まるで火事場泥棒のようではないか」と思われているが、真相はそうではない。習近平には、自分の生い立ちに関わる、止むを止まれぬ事情があるのだ。 2020年6月18日 5:05