坂牧史郎 大和証券シニアアナリスト 2000年早稲田大学政治経済学部卒、大和総研入社。04年からニューヨークに駐在し、GE、キャタピラー、ボーイングなど資本財セクターと、GM、Ford、VW、Renaultなど欧・米自動車セクターを担当。10年から自動車部品・タイヤセクター担当、現在に至る。日経ヴェリタス、米Institutional Investor両誌のアナリストランキング自動車部品部門20年 1位(2年連続)。 ブリヂストン「大胆改革」の成否、タイヤ業界の2大問題を打破できるか 坂牧史郎 世界最大手のタイヤメーカーであるブリヂストンが変革に向けて動き出した。業界全体では利益率が低下傾向を辿るリスクがあり、打開策が求められてきた。また、自動車業界では、MaaS(Mobility as a Service)が普及した時に、十分な収益を確保するための具体策を描く企業も限られる。これらの課題にブリヂストンはどう立ち向かうのか。 2020年12月9日 4:50