赤羽法悦 (あかばね・のりよし) えむでぶ倶楽部ニュース編集部記者 2013年3月にメディカル・データ・ビジョンに入社。同社情報誌「えむでぶ倶楽部ニュース」編集部で、医療・健康情報のデジタル化と位置付けられる、人が一生涯の健康・医療情報を自ら管理できるPHR(パーソナル・ヘルス・レコード)などについて執筆している。 また、医療専門誌では病院の経営改善事例などを紹介している。 乳がんで妻を亡くした心臓外科医が語る、今こそ医師と患者の共闘が必要だ 赤羽法悦 「医師にずっとそばにいてほしかった。見捨てないでほしいとただひたすら祈った」――。日本を代表する心臓血管外科医である高本眞一氏は、13年前に妻を乳がんで亡くし、医師であると同時に患者の家族になった。当時の痛切な思いがあるからこそ、「患者さんとともに生きる」を信念に今も医師と患者の信頼関係の改善に努めている。そんな高本氏の目に、コロナ禍に見舞われる今の日本の医療現場はどう映るのか。 2021年9月15日 4:00