
加藤梨里
もし「春日部在住の4人家族」が年収1000万円だったら→意外と世知辛い試算結果にため息
国税庁によれば、日本人の平均年収は約458万円だという。それと比べ、実際のところ年収1000万円の世帯はどれくらい余裕のある暮らしができるのだろうか。人気テレビアニメの「春日部在住・4人家族」が、もし年収1000万円ならどんな生活になるのか、試算してみた。

「国公立」大学でさえ4年間で500万円弱!年収1000万円世帯はもはや“勝ち組”ではない
世帯年収1000万円は勝ち組――。そう見えるのはまやかしだ。教育費の中でも負担が大きい大学進学費用だが、実は年収1000万円世帯は公的なサポートを足切りされてしまうケースも多い。年収1000万円を取り巻くシビアな環境とは。

中学受験の費用は300万円!年収1000万円世帯でも「結構カツカツ」な深刻理由
日本で働く労働者の平均年収は約458万円だという。それと比べれば年収1000万円世帯は輝いて見える存在だが、実際のところ彼らの子育ては楽ではない。都内では区によっては小学生の2人に1人が私立中学を受験する昨今だが、受験戦争を勝ち抜くためには、1000万円の年収では、ままならない現実が待ち受けている。

近年、共働きで「お受験」に挑む家庭が増えてきています。お金がかかる受験対策や私立小学校での学費にも、ダブルインカムなら対応できると考える人も少なくないようです。一方で、共働きは小学校受験には不利といわれることもあります。共働き世帯数が専業主婦世帯を上回るいま、働く親は小学校受験をどのように考えればいいのでしょうか。

首都圏を中心に高まる「お受験」人気。共働き家庭が増え、経済力のある親が小学校受験を選択するようになってきたことや、コロナ禍で速やかにオンライン授業に踏み切るなどICT化が進む私立小学校が注目されたことで、この数年は特に受験者数が急増しています。受験対策にも学費にも高額な費用がかかる小学校受験に挑める年収はどれくらいなのでしょうか。
