松本孝夫 1944年、山口県生まれ。大学卒業後、会社員、ライターなどを経て、会社を立ち上げるも倒産。70歳を目前に職探しをする中、高齢者ホームだと勘違いして受けた面接を経て、精神(知的)障害者のグループホームに就職。以来、8年にわたって勤務しながら、障害者が置かれた厳しい立場や偏見に苦しむ親の思いを知る。現場で見つめてきた「綺麗事の通用しない世界」を本作に描く。 逃げ出され、腰痛でも追いかけ、仲直り…70代「障害者支援員」のリアル奮闘記 松本孝夫 身の回りのお世話、毎日の話し相手、逃げ出した利用者の連れ戻し。個性も特徴も異なる利用者の対応は、常にマニュアル通りとはいかない。腰痛とも戦いながら利用者に向き合い続ける、70代障害者支援員の奮闘を紹介する。 2023年3月28日 3:15