和田裕弘 戦国史研究家 1962年、奈良県生まれ。戦国史研究家。織豊期研究会会員。著書に『織田信長の家臣団―派閥と人間関係』『信長公記―戦国覇者の一級史料』『織田信忠―天下人の嫡男』『天正伊賀の乱』(いずれも中公新書)など。 秀吉が「身分不相応ながら」の言い訳とともに強行!柴田勝家の敗北を決めた出来事とは 和田裕弘 織田家きっての重鎮ながら、信長没後の争いで羽柴秀吉に負けた敗者のイメージが強い柴田勝家。彼はいかにして織田家後継を決める清須会議で秀吉に出し抜かれたのか?「悲運の名将」の実像に迫る。本稿は、和田裕弘『柴田勝家―織田軍の「総司令官」』(中央公論新社)の一部を抜粋・編集したものです。 2023年9月4日 12:00