2024.6.12 前駐豪大使が明かす、豪政府の「異例の圧力」に反論もできない外務省の“お坊ちゃん体質” 外国から不当な干渉を受けようが、主権を侵害されようが、日本の外交当局のアクションは、「遺憾」と「抗議」の言葉ばかり。そんな、事なかれ主義がしみついた組織にあって、前・駐オーストラリア大使を務めた筆者は異端の外交官と言ってよいだろう…
2024.6.11 「豪州のベストフレンド」から転落した中国、それでも豪政府がすり寄る事情とは? 中国の国防費は、公表分だけでも1992年からの30年間で約39倍に増え、2022年には日本円換算で24兆円に達している(防衛白書より)。中国海軍が外洋展開能力を急速に向上させるなか、日本はオーストラリアを安全保障上のパートナーとみなし、2007年に…
2024.6.10 「こわもてな若きスター→突然解任」の中国前外相が、14年前に見せた「意外な素顔」とは? 2010年に名目GDPで日本を抜いた中国は、世界2位の経済力に物を言わせ、空母を続々と就役させるなど軍拡の一途。その自信を背景に、外交当局が台湾や日本などの周辺諸国に繰り出すロジックもまた、攻撃的で好戦的で独善の色を強めている。こうした中…