福島青史
英語だけで学習することの弊害「とっさに日本語が出てこない」「英語と日本語が混ざる」はあるあるだった!
英語力に自信があり、大学ではEMI実施学部(EMI:English-Medium Instructionの略。人口の大多数の母語が英語ではない国や地域で、英語を使って教科を教えること)へ進学した、のぞむ、あすか、じゅん、みずき。4年間、英語で授業を受けてきた彼らが社会に出たときに共通して直面した“言語の壁”とは。本稿は、佐々木テレサ 福島青史『英語ヒエラルキー グローバル人材教育を受けた学生はなぜ不安なのか』(光文社新書)の一部を抜粋・編集したものです。

「学びが浅い」「英語で授業をやってますってだけ」EMI学部で4年間過ごした学生たちの根深いコンプレックス
英語力に自信があり、大学ではEMI実施学部(EMI:English-Medium Instructionの略。人口の大多数の母語が英語ではない国や地域で、英語を使って教科を教えること)へ進学した、のぞむ、あすか、じゅん、そして帰国子女のみずき。海外留学生や帰国子女と共に英語で学ぶ環境のなかで感じた大学への不満、グローバル教育を受けた学生たちのリアルな感想とは。本稿は、佐々木テレサ 福島青史『英語ヒエラルキー グローバル人材教育を受けた学生はなぜ不安なのか』(光文社新書)の一部を抜粋・編集したものです。

帰国子女と“英語ができる学生”の圧倒的格差、一緒に学ぶと劣等感が芽生えてしまう理由
中学高校で「英語が得意」だった学生が、大学のEMI実施学部(EMI:English-Medium Instructionの略。人口の大多数の母語が英語ではない国や地域で、英語を使って教科を教えること)へ進学すると、言語能力の壁やカルチャーショックにより、急速に自身の英語力への自信を失ってしまうという。日常的に英語が飛び交う環境で、帰国子女や海外留学生に感じる劣等感、そして学生間で生じる「英語ヒエラルキー」の実態とは。本稿は、佐々木テレサ 福島青史『英語ヒエラルキー グローバル人材教育を受けた学生はなぜ不安なのか』(光文社新書)の一部を抜粋・編集したものです。
