玉野和志

社会学博士

たまの・かずし/1960年石川県金沢市生まれ。東京都立大学人文学部卒業。東京大学大学院社会学研究科博士課程中退。東京都老人総合研究所、流通経済大学、東京都立大学を経て、現在、放送大学教養学部社会と産業コース教授。専門は都市社会学・地域社会学。著書に『近代日本の都市化と町内会の成立』(行人社)、『実践社会調査入門』(世界思想社)、『東京のローカル・コミュニティ』(東京大学出版会)、『創価学会の研究』(講談社現代新書)、『実践社会調査入門』(世界思想社)、『ブリッジブック社会学』(信山社)、『東京大都市圏の空間形成とコミュニティ』(古今書院)がある。

あると助かるけど自分はやりたくない…町内会が「タダ乗り住民」に食い潰される前に選ぶべき道
玉野和志
盆踊り、子ども会、町内掃除や見回りなど町内会の活動は多岐にわたるものの、常にマンパワー不足の状態にあり、維持することが難しくなっている。特別な権力も財力もなく、ひたすら人々の公共心にのみ訴えかけて、50年以上も維持されてきた奇跡の民間団体を存続するには、どうすればよいのか。※本稿は、玉野和志『町内会 ――コミュニティからみる日本近代』(ちくま新書)の一部を抜粋・編集したものです。
あると助かるけど自分はやりたくない…町内会が「タダ乗り住民」に食い潰される前に選ぶべき道
町内会はなぜ「全戸加入」になったのか?実は意外と近代的な組織だった
玉野和志
「加入するメリットがわからない」「面倒だから入りたくない」という声もある町内会。地域住民による古臭い組織のように思われがちだが、かつての町内会は住民それぞれの知恵や力を寄せ合って町の発展に寄与する、オープンな組織だったという。そんな町内会が「全戸加入」を原則に掲げるようになった意外な理由とは?※本稿は、玉野和志『町内会 ――コミュニティからみる日本近代』(ちくま新書)の一部を抜粋・編集したものです。
町内会はなぜ「全戸加入」になったのか?実は意外と近代的な組織だった
「町内会って何かメリットあるんですか?」加入率ダダ下がりの苦しい事情
玉野和志
「町内会って何?」と思われるのも、いまや当然か。全戸加入が原則なのに、東京23区内では、1970年頃には加入率が50%を切っている。三鷹市、調布市、国分寺市、小平市、小金井市でも、2000年代初めに50%台まで落ちた。さらに外縁部の立川市、八王子市、町田市でも右肩下がりだ。こうも加入率が落ち続けているのは、東京だけの現象ではないだろう。そんな、町内会の意味を問い直す。※本稿は、玉野和志『町内会 ――コミュニティからみる日本近代』(ちくま新書)の一部を抜粋・編集したものです。
「町内会って何かメリットあるんですか?」加入率ダダ下がりの苦しい事情
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