尾崎世界観
プロ2年目でシーズン200安打を達成ヤクルト・青木宣親が苦労の末に身につけた「打撃のコツ」とは?
ヤクルトスワローズのレジェンド・青木宣親は二軍時代、バッティングの技術向上に四苦八苦していた。そのときに出会ったのが、名捕手にして名監督・野村克也の著書『野村ノート』。試行錯誤の結果、青木はプロ2年目にしてシーズン200安打を達成した。ヤクルトファンのミュージシャンであり作家の尾崎世界観が、青木宣親と「技術」について語り合う。本稿は、青木宣親・尾崎世界観『青木世界観』(文藝春秋)の一部を抜粋・編集したものです。

メジャーリーグで1年目から活躍したヤクルト・青木宣親。功を奏したのは通訳にお願いしたある事だった
「いくら才能があっても、発揮する場所がなければ意味がない」と語るのは、ヤクルトスワローズのレジェンド・青木宣親だ。渡米した2012年、外野手としては5番手に位置した青木はいかにしてメジャーリーグでレギュラーを勝ち取ったのか。熱烈ヤクルトファンのミュージシャンであり作家の尾崎世界観が、青木宣親に「才能」について問う。本稿は、青木宣親・尾崎世界観『青木世界観』(文藝春秋)の一部を抜粋・編集したものです。

ヤクルトのルーキー・青木宣親が、当時の若松勉監督へのアピールに利用して成功した日本古来の習慣とは?
「外野手で、センターなら絶対に青木。さらに言えば、日本球界で外野手と言えば青木だ、と言われるような実績を最初に作らないといけない」――強い覚悟で臨んだプロ2年目で、青木宣親は見事に首位打者と新人王を獲得した。そこには、青木の「行ききる」という美学があった。ヤクルトファンのミュージシャンであり作家の尾崎世界観が、ヤクルトスワローズのレジェンド・青木宣親と語り合う。本稿は、青木宣親・尾崎世界観『青木世界観』(文藝春秋)の一部を抜粋・編集したものです。
